看護におけるアロマセラピー ◆精油の安全性
- A n d a n t e
- 2015年10月16日
- 読了時間: 2分
来月の学会の準備に追われています。。
このところ、ブログがお留守でした。
昨日は、病院のアロマのお仕事の日でした。
前半はデイケアのアロマ同好会『Felice』の講師をしました。
今日の座学は「精油の安全性」についての勉強会を致しました。
『Felice』の講座の目的が、皆さまのご家庭でのセルフケアとしての健康管理法を学ぶためであること、
皆さまが健康であることを望んでアロマセラピーをお伝えしていること、
だからネットなどの情報から自己判断で、
決して原液で飲用したり原液で皮膚塗布しないで欲しいことを、分かりやすく理由を添えてお話させていただきました。
そして、アロマセラピーについての疑問は必ず私にご相談して欲しいことも。
私は利益は全く考えず、皆さまの安全と安寧をお守りするために、この仕事をしています。
私たち看護師のお仕事は、「良くなりたい」と思う人々の生活をお守りするのが役割です。
少しでも危険に晒す可能性のあることは、私たちは患者さまに与えることは決してしません。
そして、そこにはビジネスは一切絡みません。
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後半は病棟です。

日本精神科看護協会の病院紹介に載せたいからと、写真撮影がありました。その1枚です。
病院でのアロマトリートメントは、優しく快い香りと柔らかな関わりとしての触れるケアを重視して
安全の為に精油の濃度は1%と低濃度にしております。
私は医療機器を用いての研究も行いますが、芳香浴だけでもじゅうぶん副交感神経は優位になります。
リラックスされるということです。
精油を用いないタッチケアでも穏やかになられます。
わたしたち看護師が、
看護としてのアロマセラピーを実践する場合
精油の濃度は安全性を重視して低濃度で行う方が好ましいと私は考えます。
看護ケアにおけるアロマセラピーを行う際に最も大切なのは、
精油の薬理作用ではなく、
私たちの関わり方だと、
5年間臨床でアロマセラピーを実践して来て確信しております。
安全なアロマセラピーの普及を宜しくお願い申し上げます。
川合静代
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